7.グローブ、ビーニー等
グローブ
グローブの形には、5本の指をそれぞれ入れるものと、親指以外の4本の指をまとめた
ミット型のものがあります。
ミット型のものは、縫い目が少ないため水がしみ込みにくく、保温性に優れています。
また、パイプグローブという薄手のグローブもあります。
ハーフパイプなどで、汗をかいてもすぐに乾くように薄手になっていて、
空中で板をつかんでも滑りにくくなっています。
薄いので、春先などの暖かい時期にも使えます。
グローブには、手の甲の部分にポットが付いていたり、ベンチレーションが付いていたりするものもあります。
リフト乗り場が電子ゲートになっているスキー場の場合は、グローブのポケットに
ICチップを入れておくと、手をかざすだけでゲートが開き、スムーズにリフトに乗ることができます。
また、親指の付け根あたりにゴムのワイパーが付いているものもあります。
ゴーグルのレンズに雪が付いた場合に、このワイパーで拭き取るのですが、
吹雪の時などは意外に活躍します。
なお、スキー用とかスノーボード/スノボ用とかの区別はありません。
ビーニー
ビーニーとは、ニット帽のことです。
雪などで濡れることを防ぎ、転倒時などの衝撃をやわらげることができます。
色も形も様々なものが販売されているので、好みのものを選んでください。
耳の部分が隠れるような形のものがおすすめです。
手芸が趣味の人は、自分で作ってもいいでしょう。手編みの方が暖かいです。
初心者で転倒することが多い人は、ビーニーの内側に厚めの布などを貼り付けて、
クッション性能を高めることもできます。
ヘルメット
最近は、スノーボード/スノボ用のヘルメットも種類が増えてきました。
スノーボード/スノボ用のヘルメットは、耳当てが付いていたり、ゴーグルが付けやすくなっていたりします
(スケボー用のヘルメットで滑ると耳が寒いです)。
スノーボードは、転倒時に頭を打つ確率が高いので、キッカーやハーフパイプに入る時は、
ヘルメットを着用しましょう。
フェイスマスク
昔は、タオルやバンダナなどを顔に巻いて滑っている人もいましたが、
最近は、スノーボード/スノボ専用のフェイスマスクが販売されています。
顔は、唯一、肌が露出している部分なので、雪焼け防止や寒さ対策にはフェイスマスクなども有効です。